ボディメイクとは？ダイエットとの違いやメリット・成功のコツ５選

「年々代謝が落ちて体型が変わってきた・・・」

「いろんなダイエット方法を試したけど理想の体型にならない」

こういったお悩みをもつ女性たちにとってダイエットは永遠のテーマです。

様々なダイエット方法がある中で、「ボディメイク」という言葉を多く耳にするようになりました。

ダイエットはいわば食事制限で体重を落としていくこと。ボディメイクは食事管理もしつつ、筋肉をつけボディラインを整えていくことがメインとなります。

健康面でもおすすめなボディメイクですが、筋肉をつけるためにせっかくジムに通ったのに結果が出ないという方も少なくありません。

そこで今回はボディメイクとはなんなのか。メリットや成功させるコツを見ていきましょう！

ボディメイクとダイエットの違い

ダイエットとボディメイクは同じ意味で捉えられる事が多いですが、この2つは目的が大きく違います。

ダイエットは痩せることに重点をおいているのに対して、ボディメイクはスタイルを整えることに重きを置いています。

ボディメイクとは？

ボディメイクの目的は、筋トレなどで必要なところに筋肉をつけ自分の理想とするボディラインに整えていくことです。

太る原因のほとんどは普段の生活習慣や年齢による代謝の低下によるもの。

ボディメイクは過度な食事制限などはせず長期的に太りやすい生活習慣を改善していくものになります。

そのため、食事と運動の両方からアプローチをし、痩せやすく太りにくい身体へと変えていくのです。

ダイエットとは？

ダイエットの目的は、一般的には体重を落として見た目を細くすることとされています。

本来は食事療法という意味もあるそうですが、近年では食事を過度に減らす体重の数字にばかり捉われているやり方が増えているのが現状です。

この場合、身体は常に飢餓状態だと認識しいつもと同じ量でもよりエネルギーが必要だと判断します。結果、エネルギー吸収が上がることでリバウンドを繰り返すというわけです。

特に運動をせず食事のみで痩せようとするとボディラインが崩れるだけでなく、太りやすく痩せにくい体質になってしまうので注意が必要です。

ボディメイクをするメリット

痩せやすく太りにくい体質になる

ボディメイクの目的は前述したとおり、ボディラインを整えていくことです。

ほどよく筋肉がつけば、基礎代謝もあがり脂肪が燃えやすくなります。

リバウンドのリスクが低く、健康的に痩せやすく太りにくい身体づくりができるのです。

細いだけではない魅力的なボディラインになる

そもそも体重を落としただけでは自分が理想とする見た目とは違う結果になることも。

脂肪とともに筋肉まで落ちてしまったり、引き締めることまでは食事制限のみではできないからです。

ボディメイクであれば自分のなりたい体型に合わせて必要なところに筋肉をつけ、メリハリのあるボディラインを作っていくことができます。

ただ細いだけではない、上がったヒップに引き締まった二の腕やくびれたウエスト、これらを手に入れることも可能になるのです。

筋トレによる美容効果

肌や身体の細胞を修復、再生させる「成長ホルモン」という言葉はみなさんも聞いたことがあると思います。

「成長ホルモン」は深い睡眠時や筋トレなどの運動をしている時に多く分泌されることがわかっています。

さらに筋トレにより筋肉量が増えることで全身の血行も良くなり、栄養素や酵素がお肌にも十分に届けられるように。

その結果、ターンオーバーと呼ばれるお肌の生まれ変わりを促進することができ若々しいお肌も手に入れることへ繋がるのです。

ボディメイクを成功させるコツ

過度な食事制限をしない

理想の体にするためには筋肉をつけ引き締めるだけではなく、余分な脂肪は落とす必要があります。

その時に、やる気がある人ほど食事制限をやり過ぎてしまうことも。

ただ、やみくもに食事制限をするとリバウンドに直結するだけでなくせっかく運動をして鍛えた筋肉まで落ちてしまうことに。

摂取カロリーが不足しすぎると私たちの身体は優秀なので体内環境を一定に保とうとし、省エネモードに。

結果、消費カロリー（基礎代謝）まで低下し摂取カロリーはいざという時のために脂肪として貯めやすくなってしまうのです。

食事は「制限」するものではなく「管理」するものと考えて、健康第一のボディメイクを心がけましょう。

急に運動を頑張りすぎない

もともと運動習慣のない人が急に体を動かすと筋肉痛やひどい疲労感などに襲われ、翌日にはもう動けない状態に。

結果、３日坊主ならぬ１日坊主なんてことも。

ボディメイクは長く続けていくことが大切なので、まずは続けられる負荷で楽しいと思えることが重要です。

「あと少しできそうだな・・・・」くらいでやめておくと「また明日もできそう」に繋がります。

長年トレーニングを続けている人であればあと少しからの粘りは必要ですが、はじめのうちは習慣づけと動きを体に慣れさせることの方が大切です。

しっかり休養をとる

前述したように疲労がなかなか抜けないとトレーニングのやる気が起きません。

目に見えない関節や筋肉の疲労を取り切らずに負荷をかけ続けると、怪我につながる恐れも。

筋トレをすると微細な損傷が起きるため一時的に筋力が落ちますが、４８〜７２時間ほどで修復されていくと言われています。

1. トレーニングによる筋繊維破壊
2. 食事などから栄養素の吸収
3. 筋繊維の修復

そのため、４８〜７２時間の間隔でトレーニングを繰り返すことで効率的に鍛えることができるというのが一般的に言われる「超回復」という理論です。

筋トレも全身を動かす程度の負荷の軽いものであれば毎日やっても問題ありませんが、しっかり重さを扱い筋繊維を破壊するような負荷をかけるのであれば同じ部位は連続して行わないことです。

慣れてきたら部位ごとに分けてメニューを組むなど、筋肉や関節・神経を休ませる時間も作りましょう。

他人と比べない

「あの人みたいに細くなりたい」

「あんな体型になりたい」

このように目標とする人がいてモチベーションになるのであれば問題ないのですが、一生懸命な人ほど他人と自分を比較して「なんで私はできないんだろう」「なんで変わらないんだとう」とネガティブになることもあります。

人それぞれ骨格も違えば代謝も違う。

環境も生活習慣も違います。

同じことをしたとしても前提が違えば効果がでる速度も違って当たり前です。

比較するなら他人ではなく過去の自分だけにしましょう。

短期間で結果を求めない

ボディメイクの最大のメリットは「痩せやすく太りにくい身体を作る」こと

それは「痩せやすく太りにくい生活習慣を手に入れる」ことにも繋がっています。

短期間で急激に体型を変えると、身体を維持するための習慣ができていません。

そのため、一時的に体重の数字のみは落とすことができてもすぐにリバウンドする可能性は高く体調を崩すことも。

短期間で結果を求めるあまり精神的にも追い詰められ、摂食障害になる人も少なくありません。

ボディメイクは健康があってこそです。

少しづつできることを増やし、少しづつでも変化を楽しむ。

短期間で作ったものはすぐに戻ってしまうけど、長期間かけて作り上げたものはしっかり体に定着してくれることを忘れないでください。

まとめ

筋肉をつけて理想のスタイルへと整えていくボディメイクはリバウンドしにくく、痩せやすく太りにくい身体を作り上げていくことができます。

肌ツヤが良くなるなど、女性には嬉しい美容面でのメリットも多いです。

今回は基本となるボディメイクの考え方・メリットや成功させるコツ５選を紹介しました。

何をするにも身体が資本です。健康を第一に考えて楽しくボディメイクを始めていきましょう。