セルフケアアイテムとして人気の「フォームローラー」
電動あり・なしの2種類あるため、どちらにしようか迷われる方もいるでしょう。
- 普通のフォームローラーは、振動音がなく比較的安価で手軽に使える
- 電動のフォームローラーは、機能面重視で全身をラクにほぐせる
という特徴があります。
電動あり・なしどちらを買えば良いか迷われている方に、それぞれの違いと選ぶ時のポイントをご紹介します。
- フォームローラーの電動あり・なしどちらを買うか迷っている
- フォームローラーの使い方を知りたい
- おすすめのフォームローラーを知りたい
フォームローラーとは
フォームローラーとは、自分の体重を利用して筋肉に圧を与えることで血流を促進し、コリをほぐしたりむくみを改善するセルフケア用品です。
筒の大きさ・凹凸の大きさ・硬さなどさまざまな種類があり、使用する目的によって使い分けることができます。
通常フォームローラーは床に置き、お尻や脚などをのせて自分で動くことで筋肉をほぐしていきますが、電動タイプだと振動により体に刺激を伝えることができるためより効率的なケアができます。
フォームローラーの電動あり・なしの違い
フォームローラーの電動あり・なしのメリットとデメリットを確認して違いを知っておきましょう。
普通のフォームローラーのメリット・デメリット
電動ではない普通のフォームローラーのメリットとデメリットから紹介します。
やはり電動に比べて普通のフォームローラーの一番のメリットは値段が安いことです。
安ければ千円台もありますが、五千円前後で購入できるものが多いです。
デメリットは、使い方を間違えると怪我につながるところです。
慣れていない人が腰にローラーを当て寝転ぶと過伸展により痛める可能性が。
また凹凸が細いタイプのものは筋肉への圧迫が強くなるため、人によっては痛みやアザができる可能性もあるので凹凸の大きさは買う前に確認しましょう。
電動フォームローラーのメリット・デメリット
電動タイプのフォームローラーのメリットとデメリットもご紹介します。
電動フォームローラーのメリットは、振動のおかげで自分で動かさなくても効率的に筋肉をほぐすことができるところです。
体が硬い人でもほぐしたい部位に当てるだけで血流が良くなるため、初心者でも簡単に使うことができます。
電動フォームローラーのデメリットは振動音が大きいところです。
フローリングの上では音が響くので、マットやカーペットの上で使うのがおすすめです。
また、充電し忘れていると使いたい時にすぐに使えないということもあります。
フォームローラーの電動あり・なしどっちを選ぶ?
フォームローラーの電動が自分に必要か迷われている方に選ぶポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
私は両方持っていて、お尻など強めにゴリゴリほぐしたい時は通常のフォームローラー。
動くのが面倒な時や背中など刺激に弱いところは電動と使い分けてます。
音や振動が気になる人は普通のフォームローラー
普通のフォームローラーは電動に比べて値段が安価で手に入れやすく、振動音がないため時間帯を気にせず手軽に使えます。
- 振動音が気になる
- 値段をおさえたい
- 充電が面倒
- とにかく手軽に使いたい
- 強い刺激が欲しい
電動のように充電が必要ないので、思いついた時すぐに使えます。
軽量なものが多いため持ち運びも簡単ですし、騒音を気にする必要がないのでどんな場所でも使えるところもポイントです。
フォームローラーの凹凸が深く細いものは刺激が強い分、人によってアザもできやすい点は注意が必要です。
ずぼらな人・忙しい人は電動フォームローラー
電動フォームローラーは値段は高くなりますが、時間や労力をかけずに効率的に体のコンディションを整えることができます。
- 作業しながらでも使いたい
- 体を動かすのが面倒
- ストレッチが長続きしない
- アザができやすい
- 時短で済ませたい
使う部位によっては、スマホを操作しながら・テレビを見ながらでも使用可能なため、忙しい人にはぴったり。
体を動かすことを面倒と感じる方でも、スイッチを入れて脚をのせるだけ、上に乗るだけであれば継続しやすいのもポイントです。
電動なら当てているだけなので刺激が強すぎることなく、アザもできにくいためおすすめです。
フォームローラーの使い方
フォームローラーの基本の使い方と、おすすめの使用タイミングについてご紹介します。
- ほぐしたい部分にフォームローラーを当てる
- ほぐしたい部分を意識しながら、フォームローラーをゆっくり転がす(電動は当てているだけでもOK)
- 呼吸は止めないようにし、徐々に体重をかけていく
- 1部位につき、30〜60秒が目安
ウォームアップやクールダウン
フォームローラーは、運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウンにおすすめ。
特に運動後よりも運動前に使うことで可動性を高めたり、怪我のしにくいコンディションに整える効果が高いと言われています。
運動後のクールダウンとして使う場合、痛みがある時に無理にフォームローラーを行う必要はありませんが、血行が促進されることで筋肉痛軽減につながると言われています。
電動フォームローラーならひどい筋肉痛の時も振動を当てるだけなので、ラクにほぐせるよ。
寝る前のストレッチ
運動をする人もしない人も寝る前のフォームローラーの使用はおすすめ。
筋肉をほぐして、ゆるめてあげることは睡眠の質にも重要です。
フォームローラーで血流を促せば老廃物が流れやすくなり、むくみ解消・疲労回復を早めることにもつながります。
フォームローラーの間違った使い方に注意
フォームローラーは手軽にセルフケアができて人気の高いアイテムです。
しかし、正しく使えば効果は高いですが、間違った使い方は体を痛める可能性もありますのでしっかりチェックしておきましょう。
痛みを感じる部位に直接当てない
「かたさ」や「いたみ」を感じる部位にフォームローラーを当てゴリゴリとほぐしてしまいがち。
しかし、体の緊張をほぐすためのフォームローラーのはずが、硬直した状態の筋肉に使用すると逆にこわばりを感じたり悪化することも。
痛みを感じる部位に直接当てるのではなく、その周辺の筋肉から徐々にほぐしていくのがおすすめです。
1箇所に長時間使用しない
コリを感じる部位にはつい長くフォームローラーを使いたくなります。
しかし1箇所に長く使用し続けると、アザができたり他の組織を傷つけるという可能性もあります。
対象部位によっても多少変わりますが、最初は1箇所に持続して使うのは30秒ほどにしておきましょう。
首、背骨、腰の使用は注意
首、背骨、腰などの部位にフォームローラーを使用する際は、怪我のおそれがあるため注意が必要です。
下半身(大臀筋・ハムストリング・大腿四頭筋・ふくらはぎ)であれば、圧力に耐える力が強いため問題なく使えるでしょう。
首・背骨・腰など上半身にフォームローラーの凹凸が強いものを使うと刺激が強すぎるので、表面に凹凸がなく適度な柔らかさのあるストレッチポールの方が向いています。
電動フォームローラーであれば、上半身も振動を当てるだけでほぐせるから初心者でも使いやすいよ!
おすすめのフォームローラー
フォームローラーの電動あり・なしタイプ別のおすすめをご紹介いたします。
フォームローラー(電動なし)
「トリガーポイント」のグリッドフォームローラーは初心者にも使いやすくおすすめ。
指先などを再現した3種類の凹凸がデザインされており、適度な柔らかさのEVA素材でできています。
肌にフィットするクッション性があり転がしやすいところもポイントです。
電動フォームローラー
「ドクターエア」のストレッチロールSは4段階の振動機能を搭載しており、効率的に筋肉をほぐすためトップアスリートも愛用するアイテムです。
4種類の凹凸形状になっていますが、丸みがあるため刺激が強すぎることなく使えます。
値段は高いですが、楽に全身ほぐせるため買って良かったアイテムのひとつです。
椅子に座ったまま背もたれの間に挟んで肩甲骨まわりほぐすのにも使ってます。
ドクターエアが高いと感じる方には「stan」の電動フォームローラーがおすすめ。
電動の中でも比較的安い1万円以内のため、値段をおさえたいが電動が良いという方向け。
リモコン付きで電池残量が一目で分かるところもポイントです。
まとめ|使用環境と目的に合わせて選ぼう
フォームローラーは電動の有無に関わらず、おすすめのセルフケアアイテムです。
- 振動音がなく手軽に使いたいなら普通のフォームローラー
- 値段よりも機能面重視で使いたいなら電動フォームローラー
というように、ご自身の環境や目的に合わせて選びましょう。
フォームローラーを使う時は、トレーニングマットの使用がおすすめです。↓
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