体は元気なはずなのに筋トレのやる気が出ない時ありませんか?
健康のため、ボディメイクのため、単に好きだから、さまざまな理由で始めた筋トレだとしても気分がのらない日だってあります。
やる気がでなくて心身ともに疲労がひどい時はしっかり休むことが有効ですが、なんとなくやる気が起きない場合はまず原因を突き止めることです。
やる気が出ない原因と対処法、私自身が筋トレのやる気がでない時に実践していることについてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
筋トレのやる気がでない原因
そもそもやる気とは、三大神経伝達物質と呼ばれる3つの脳内物質のバランスが乱れることで意欲の低下などの症状が起きやすくなります。
- セロトニンー安定、ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる
- ドーパミンー快楽、意欲をもたらすが過剰になると依存症につながる
- ノルアドレナリンー興奮、不足すると無気力につながる
やる気がでない時は睡眠不足・疲労・筋トレの効果を実感できずモチベーションが下がっている、など何かしら原因があります。
睡眠不足・心身の疲労が溜まっている
私生活で忙しい日々を送っていたり睡眠不足が続いていると、肉体的にも精神的にも疲労が溜まり筋トレを休みたくなります。
休養はとても大切ですが、休む日が続くとそれが当たり前になってしまい筋トレを全くやらなくなることも。
疲労の度合いによっては体を動かした方がすっきりして、良い睡眠につながる場合もあります。
無理は禁物なため、自分の体の変化を見逃さないことが大切です。
筋トレの効果を感じない
ハードな筋トレをこなしているつもりなのに、目に見える変化がないと挫折してしまいがち。
筋肉はそんな簡単につくものではないため長期的に見る必要がありますが、すぐに結果を求める人からすると効果が出ずモチベーションが下がることに。
変化を見ることで頑張れるという人は、写真を撮って変化を見たり、筋トレのフォームを動画に撮って上達具合を確認するなど自分に合った工夫が必要です。
目標が不明瞭
筋トレをすることで自分がどうなりたいのか明確になっていないと、途中で挫折しやすくなります。
筋トレ以外のことでも同様ですがゴールがあることでモチベーションになり、やる気がなくなったとしても目標を見失うことなく継続することが可能になります。
どんな体型になりたいのか、重量をあげたいのか、動ける体になりたいのか、目標によってやることも変わってくるため明確にしておきましょう。
筋トレを続けるうちになりたい体型が変わることはあるので、途中で変わっても良いから自分なりのビジョンはもっておこう!
筋トレのやる気が出ない時の対処法
筋トレのやる気は上記で説明したとおり、神経伝達物質が関係しています。
その中でも「ドーパミン」は気分が高揚した時、運動を始めた時など何かしらの刺激を受けた時に分泌されるため、とにかく行動するということも大事になってきます。
それを踏まえたうえで、筋トレのやる気が出ない時の対処法を6選ご紹介します。
思い切って休む
頑張りすぎて日々の生活で常に疲労感があったり、筋トレで扱う重量や回数が低下してやる気が起きない時は思い切って休むことも大事です。
常に疲労が抜けない状態では、集中力が続かず怪我につながるおそれがあるので
- 睡眠時間の確保
- 湯船にゆっくり浸かる
- カフェやショッピングに行く
- のんびり読書やアニメをみる
など、とにかくリフレッシュすることを優先しましょう。
適切な休養は筋トレの効率をあげることにつながります。
どうしてもサボり癖がつきそうで心配な方は、せめて1日はしっかり休んで代わりに翌日は筋トレをする、など自分で期限を設定するようにしましょう。
軽い有酸素やストレッチをする
体を動かすことでドーパミンの分泌が起こるため、適度な有酸素運動は脳を活性化させると言われています。
筋トレのやる気が起きない時は一旦軽めの有酸素をしたり、宅トレであればストレッチをするなどとにかく体を動かしてみることも大事です。
全くやる気がなかったのに動き始めたら結局いつものメニューを最後までこなせた、なんてことはよくあります。
新しいウェアやギアを買う
新しい服や靴を買うと早くそれを身につけて出かけたくなりませんか?
筋トレをする時のウェアを自分のテンションの上がるもので揃えたり新調することで、早く着たい→筋トレしたいとなります。
トレーニングギアは使わないものを無理に買う必要はありませんが、ベルトやパワーグリップなどあっても良いものでまだ持っていなかったり、古くなってきているものを買い替えるのもひとつの手です。
他にもトレーニングシューズやトレ中のシェイカー、サプリでも人によってはモチベーション維持につながることもあります。
トレーニングベルトを買い替えた時は、いつもなら憂鬱な脚トレすら早くやりたくてしょうがなかった思い出があります。個人的にはウェアが一番モチベーション維持効果長い気がする。
理想の体型の人の画像や筋トレ動画を観る
人と比べることで落ち込んでしまう人にはおすすめできませんが、理想の体型の画像を見たり筋トレ系動画をみることで前向きな刺激を得られる人は多いはず。
頑張っている人を見ると自分も頑張らなきゃという気持ちになるため、画像や動画で視覚的な刺激をいれるのもひとつの手です。
もしくは推しの画像を筋トレを頑張るモチベーションにするのも良いでしょう。
他人と比べることはせず、あくまで比較対象は過去の自分であることは忘れずにね。
トレーニングメニューを変える
筋トレのやる気が起きない時には思い切ってトレーニングメニューを変えてみましょう。
毎回同じメニューの繰り返しだからこそ新鮮味がなくやる気が起きないことも。
メニュー以外にも、重量を軽くして回数を増やすなどちょっとした変化をつけるだけで案外新鮮な気持ちで筋トレに取り組めたりします。
飽きないためにメニューを変えるのも良いですし、筋トレ上級者になると満遍なく鍛えるためにトレーニングメニューを定期的にまわしている人もいます。
パーソナルトレーニングを受けてみる
体は元気なのにやる気が起きない時こそパーソナルトレーニングは最適です。
一人ではどうしてもその日のやる気に左右されますが、パーソナルトレーニングであれば
- お金を払っているのでもったいない精神で頑張れる
- 第三者目線で見てもらえるのでモチベーションが保てる
- 正しい進捗がわかるので気分に左右されにくい
といったメリットがあるため、やる気を維持しやすいです。
しかし継続するにはお金がかかるので、やる気が無くなった時に単発でいけるパーソナルを体験してみるだけでも新しい知識が得られつつ、気分転換になるためおすすめです。
理想の体型のトレーナーさんや憧れの人がいるなら奮発してでも一度は受けてみてほしい!間近で見られるだけでモチベ爆あがり。
パーソナルジムは数が多いだけに当たり外れもあるので、口コミをしっかりチェックしておきましょう。
実際に筋トレのやる気がでない時にやったこと
私が過去に大きいフィットネス大会に出場した後、生理が止まってしまったこともあり体を動かしたいはずなのに筋トレのやる気が出ないという時期がありました。
その時は思い切って休んでほかのこと(遊びに出かけたりアニメ観たり)に集中していたら、ふとした時にめちゃくちゃ「ジム行きたい」「筋トレしたい」という気持ちが湧いてきました。
心身の疲労が原因の場合は、休むことでやる気が増す場合があります。
ここからは身体は元気だけどなんとなく気分がのらない時に実際にやっている対処法を4選ご紹介します。
とりあえず呼吸を整える
緊張状態、ストレス状態にあると無意識に呼吸が浅くなりがちです。
脳も含め体全体に酸素をまわすためにも、やる気が起きない時は一旦深く腹式呼吸をするようにしています。
限界まで口から息を吐いて、鼻から吸う。息を吐く方を長めにして5〜10回繰り返します。
椅子に座ったままでも良いですが、立ってみたりトレーニングマットに仰向けになってみたりと、とにかく動いてそのまま筋トレの準備をする流れに持っていきます。
トレーニング前のルーティーンを決める
トレーニング中はCCD+ホエイペプチドを飲んでおり、自分の中でこのサプリの準備が「筋トレをしに行く」というルーティーンのようなものになっています。
そのため、「準備したからには筋トレしなきゃ」となります。
他にも筋トレ前のコンディショニングをやり始めてしまえば
これから筋トレをするんだ
という思考になり、やる気の有無に関わらず「とりあえずやるか」となる時が多いです。
ルーティーンにしようと思って始めたわけではないですが、いつも筋トレ前の行動が大体同じだったので気づいたらルーティーン化していました。
ウェアに着替える・ジムに行く
筋トレのやる気が出ない時でもとりあえずウェアに着替えるだけで「やらなきゃ」という気持ちになります。
それと同様にジムに行ってしまえば「せっかくジムに来たから何かしなきゃ」という気持ちになるのと、他の人たちが頑張っている姿を見ることでやる気が起きることもあります。
軽めの重量でもやり始めると結局楽しくなってきて、いつもより頑張れたなんてこともあるのでまずは何かひとつでも行動し始めることが大事です。
食生活を整える
私はやる気がでない、眠気がすごい時は寝不足以外では偏った食事をした時が多いです。
甘い系のパン・ジャンクフード・お菓子などに栄養が偏ると血糖値が乱れ自律神経に影響を及ぼしたり、腸内環境が荒れることにもつながりうまく栄養が吸収できなくなり疲労感として現れます。
代謝に必要なビタミン・ミネラルはもちろんのこと、タンパク質は神経伝達物質をつくり出すことに関わるため不足すると集中力ややる気の低下を招きやすくなります。
そのため、以下の点に気をつけています。
- パンやジャンクフードは週2日くらい
- 必ず野菜スープや具沢山味噌汁をプラスする
- タンパク質を必ず追加する(足りなきゃプロテイン)
- 単品食べはしない(炭水化物のみなど)
野菜スープや味噌汁は温かいのでお腹を冷やすこともないうえ、満足感があって食べ過ぎ防止にもつながるため欠かさず飲んでおりおすすめです。
まとめ|長く続けることが大事なので無理は禁物
人間なので誰しもやる気が起きない日はあります。
長く動ける体でいるためにも、筋トレは一時的なものではなく習慣化することが大事です。
適度に休養をとり飽きないためにトレーニングメニューを変えたりと、楽しみながら歯磨きやお風呂のように生活の一部として定着させていきましょう。
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