旅行に行くとつい食べ過ぎてしまう。
旅行に行って太るのがこわい。
せっかくの旅行を楽しみたくてもダイエットが台無しになるのでは、と不安で楽しめないという方もいるでしょう。
しかし、3〜4日間食べ過ぎたところで急に太る(脂肪が増える)ことはありません。
数日の食べ過ぎはすぐにリカバリーできるので、旅行中はダイエットを気にしないことが一番です。
とはいえ、体重増加やむくみは一時的とわかっていても気になるもの。
そこで今回は、
- なぜ旅行で体重が増えるのか
- ダイエットを気にせず旅行を楽しむコツ
- 1週間以上の旅行で気をつけること
についてご紹介します。
旅行で太る(体重が増える)のはなぜ?
旅行先では、コース料理や朝食バイキングなど普段よりも食べる量が自然と増えます。
2、3日食べ過ぎたからといってそれらが急に脂肪になることはありませんが、一時的な体重の増加はもちろん起きます。
つまり、普段とは違う食事や生活リズムでいつもよりむくんだ分と、単純に胃腸の内容物(排泄物等)によって体重が増加するというわけです。
普段とは違う食べ物や生活リズム

旅行先では、普段とは違う食事や生活リズムになってしまいます。
ホテルの朝食バイキングなど、いつもはそんなに食べない人でもつい食べ過ぎてしまうということも。
そして旅先ではいつも通りの時間に寝て起きるという人は少ないのではないでしょうか。
寝る時間が遅くなっても、翌日の予定のためにいつもより早起きして寝不足なんてことも。
睡眠不足は食欲増加や消化不良につながり、体に老廃物を溜めこみやすくなります。
水分や老廃物
1日2日で2、3kg体重が増えるなんてことは実はよくあること。
脂肪による体重増加は少しずつ増えていきますが、1日でいきなり増えた場合はほとんどが水分や胃腸の内容物によるものです。
旅先ではどうしても塩分の調整などはできませんし、普段より食事の量が増えがちです。
塩分や食品の水分によって体内の水分量も増えれば自然と体重も増加します。

ダイエットをしていると体重の増加に焦ってしまいがちですが、短期での体重増加はほぼ水分であると知っておくだけで気が楽になるはず!
旅行中にダイエットを気にしないためには
旅行中までダイエットに気を取られていると、心の底から楽しめず帰ってから後悔することになりかねません。
そこで、少しでも罪悪感が減らせるような食事を楽しむコツをご紹介いたします。
あらかじめ食べたいものを決めておく
まずは旅行先で「どうしてもこれは食べたい」というものをあらかじめ決めておくのもおすすめ。
行った先々で気ままに現地のものを楽しむのも旅の醍醐味ですが、ダイエット中だけは事前に食べたいものを厳選しておくと良いでしょう。
たくさん食べすぎることを防げますし、事前に決めておくことで「これは食べてもいいんだ」と気持ちが軽くなる場合もあります。
また、現地でどうしても食べたいものができた時のためにお腹に余裕ができるよう計画を立てておくのもポイントです。
水をしっかり摂る

普段から大切なことですが、水分はしっかり摂るようにしましょう。
ここでいう水分は「水」のことです。
ジュースなどの甘い飲み物を水分として摂る方もいますが、ダイエット中であればなるべく水を飲むようにするのがおすすめ。
内臓(特に消化管)は冷えると働きが低下しやすいので、水はキンキンに冷やしすぎないよう注意。
汁物や野菜を摂る

食事の際にできればお味噌汁やスープ、野菜類も摂るよう心がけましょう。
お腹が空いている時でも一口目に汁物を摂るだけで食欲も心も落ち着かせることができ、食べ過ぎ防止につながります。
食べたものをスムーズに消化するために野菜類や食物繊維などさまざまな食材を摂ることを意識できると良いでしょう。
旅先で現地の野菜を味わうのもひとつの楽しみ方です。
できるだけ睡眠時間を確保する
旅行中でも睡眠時間はなるべく確保したいところ。
睡眠不足の時、やたらとお腹が空いた経験はありませんか?
睡眠不足の時は食欲を抑えるホルモン(レプチン)の分泌が減少し、食欲を増やすホルモン(グレリン)の分泌が亢進してしまいます。
特にカロリーの高い食品を好むようになりやすいので、いくら楽しくても夜はしっかり寝るよう心がけましょう。
また、寝る直前の食事は控えて早めに夕食を済ませることで胃腸を休ませてあげましょう。
胃腸が万全の状態の方が、より美味しく食事を楽しむことができます。
1週間以上の旅行で気をつけたいこと
2、3日の旅行であれば多少食べ過ぎてもすぐにリカバリーできますが、1週間以上となるとそうはいきません。
1週間以上の旅行は食べ過ぎるだけでなく体力的にも消耗します。
結果、内臓が疲れる可能性が高く体調不良につながる恐れも。
胃腸を休める日を取り入れる
1週間以上の長期旅行の場合は太る太らないというより、体調管理のために胃腸を休める日を作るようにしましょう。
自炊ができればもちろん良いですが、旅先ではなかなか難しいところ。
しかし最近はスーパーやコンビニなどでも手軽にうどんや雑炊など、レンジで簡単に作れてお腹に優しいものはたくさんあります。
そういった食事を1週間のうち2日くらいは取り入れる意識を。
また、最近では野菜たっぷりのスープでも常温保存可能なものもあるため、旅行に持参するのもおすすめです。野菜をMotto!!国産厳選野菜スープ

食べ過ぎで胃腸が疲れている時の朝食としてもぴったりです。
まとめ|旅行中はダイエットを気にせず楽しむのが一番
2、3日で急激に増えた体重は一時的な増加のため、通常の食事と生活に戻せば自然と体重も戻るはずです。
ただ、なるべく早く体重を戻したいのであれば今回ご紹介したような食事を楽しむコツを意識してみてください。
- あらかじめ食べたいものを決めておく
- 水をしっかり摂る
- 汁物や野菜を摂る
- できるだけ睡眠時間を確保する
胃腸が弱い方や1週間以上の旅行の時は「胃腸を休める日を取り入れる」ことを忘れずに。
また、旅行後のリカバリーとしても野菜たっぷりのスープは使えるのでおすすめです。

旅行中はダイエットを気にせず現地を思い切り楽しんでストレスを溜めないことが一番です。
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